東急不動産、世界初のマンション向け家庭用燃料電池を採用

2013年10月22日 18:20

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 東急不動産は22日、東京都品川区にて建設中の「ブランズシティ品川勝島」(総戸数356戸)に、東京ガスが発売を開始する世界で初めてのマンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」を採用すると発表した。

 戸建住宅用として普及しているエネファームは、都市ガスから化学反応により電気を安全・クリーンに発電し、その際に生まれた熱を有効に使用して給湯にも利用する環境にやさしいエコシステム。

 家庭用燃料電池として顧客からも評価が高いエネファームは、設置場所の確保や法令上の基準への適合等、マンションにおいては採用が難しい条件があったが、マンション向けエネファームでは課題であった省スペースや高層建物における耐震性、耐風性などの向上が実現していることから今回全戸採用を決定した。

 「ブランズシティ品川勝島」では同システムを全戸に導入し、その他の設備を組み合わせた東急不動産独自のエネルギーマネジメントシステムにより、各家庭内における創エネ、蓄エネ、省エネによって電気使用量の削減、ランニングコストの低減を図り、エコロジーとエコノミーの両立による新しい価値の提供を目指している。また、顧客の快適な暮らしと地球環境の保全、電力ピークカットなどにも貢献していく。

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