ドレスドアンドレスド 2014年春夏コレクション - ジェンダーレスに迫り来る、集団性の恐怖

2013年10月15日 17:15

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記事提供元:ファッションプレス

ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)2014年春夏コレクションが、2013年10月15日(火)発表された。


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アルフレッド・ヒッチコックの映画「The Birds」にインスパイアされたという今回のテーマは「STARLINGS(=ムクドリ)」。一匹一匹を見ると愛らしいが、集団でフォーメーションを作れば恐怖を与える存在になり得るというムクドリの特質を、人間にも重ね合わせた。


このテーマが最も色濃くにじみ出たのが、モノトーンで描かれた総柄のテキスタイル。一見鳥の群れのように見えるこの柄は、なんと渋谷のスクランブル交差点を行き交う人々を撮影したもの。さらに、定点カメラでとらえたショーをプログラミング技術で変化させ、映像化。それをバックスクリーンに流すことで、2つのショーを1つの空間で重ねるといった試みがなされるなど、集団性のイメージをはっきりと植え付けた。


東京の若者のジェンダーレスな柔軟さに惹かれたという北澤は「メンズ服として着られるギリギリを狙った」と話す。ミニマルなショートパンツをはじめ、レザーのスカートやワンピースなど、フェミニンなアイテム・スタイリングが多数登場。そこへ、デザイナー2人の生まれた80年代に流行したドルマンスリーブやオーバーサイズ、ポストパンクの要素、そして90年代のミニマリズムやフューチャリスティックなエッセンスを加えたデザインに仕上げた。


今回、世界での活躍が最も期待できる気鋭のファッションデザイナーへ海外輸送の支援をする「DHLファッションアワード」を受賞した北澤武志と佐藤絵美子。ショーの終了後行われた会見では、「このアワードの受賞を機会に、グローバルに活躍できるように頑張りたいと思います」と強い決意を語った。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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