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上司への不満、1位「人として尊敬できない」
上司に「倍返しだ!」と返すドラマ「半沢直樹」が大ヒットした今季。実際に働く人たちはどのくらい、上司に不満を抱いているのだろう。
モバイルリサーチのモッピーラボが、全国の働く16~49歳の男女869名(学生アルバイト含む)に「現在の職場に満足しているか」と尋ねたところ、4人に1人は職場に不満を抱いていることが分かった。
職場に不満をもつ人にその内容を具体的に質問したところ、1位は「給与面」で55.9%、2位は「上司・先輩」で32.6%、3位が「仕事内容」27.8%という結果となった。
では、上司のどんな点が不満なのか。上司・先輩に不満があると回答した283人にその具体的な内容を聞いたところ、「人として尊敬できない」が56.9%で1位。やや漠然としているようだが、2位は「業務に関する指示・命令が不明確」(46.3%)、3位は「感情的に怒ることが多い」(33.9%)、4位が「立場に見合った仕事をしていない」(32.9%)など、厳しい意見が並んでいる。思い当たる人も多いかもしれない。
年代別にみると、30代は他の世代と比べて「上司が情報共有をしない」ことに強い不満を抱いているようだ。20代や40代で「上司が情報共有をしない」を不満としてあげる人は3割以下だったのに対し、30代の回答は5割以上と突出している。部下もいれば上司もいる立場の30代は、上司が情報を共有してくれないと部下との連携も取れず、困る場面が多いのだろう。
若手に比べ、30~40代では「上司の判断ミスが多い」「上司が仕事を公平に評価できない」「上の人間ばかり見ている」といった意見が目立った。昇進などで同僚との差がつき始める世代だからこそ、上司からの評価や、社内政治に対する不満も出てくるのかもしれない。意外と言うべきか、「上司のパワハラが不満」という回答は40代で最も多かった。
ドラマのように「倍返し」とはいかないまでも、不満があれば直接、伝えてみるのも手かもしれない。(編集担当:北条かや)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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