ソユーズTMA-10M宇宙船打ち上げ、国際宇宙ステーションへ

2013年10月12日 07:00

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記事提供元:sorae.jp

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  ロシア連邦宇宙局は9月26日、国際宇宙ステーション(ISS)へ向け、3名の宇宙飛行士を乗せたソユーズFGロケットを打ち上げた。

  ソユーズTMA-10M宇宙船を搭載したソユーズFGは、現地時間9月26日2時58分(日本時間同日5時58分)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地のガガーリン発射台から離昇、約9分後にソユーズTMA-10Mを軌道に投入し、打ち上げは成功した。

  その約6時間後の日本時間9月26日11時45分、ソユーズTMA-10MはISSにドッキングし、第36次/第37次長期滞在員らと合流、6人体制での第37次長期滞在が開始された。

  ソユーズTMA-10Mには、オレッグ・コトフ宇宙飛行士、マイケル・ホプキンス宇宙飛行士、そしてセルゲイ・リザンスキー宇宙飛行士の3名が搭乗していた。コトフ飛行士はこれまでに2度のISSでの長期滞在の経験があり、今回のソユーズTMA-10Mの船長を務めたほか、第38次長期滞在のコマンダーも努める。ホプキンス飛行士とリザンスキー飛行士はともに今回が初飛行となる。

  ソユーズTMA-10Mは2014年の3月12日までISSに係留される予定となっている。また2013年11月7日にはソユーズTMA-11Mによって、若田光一飛行士とリック・マストラッキオ飛行士、ミハイル・チューリン飛行士がISSへ向かう予定だ。

 ■РКН «Союз-ФГ» с ТПК «Союз ТМА-10М» стартовала с космодрома Байконур
http://www.federalspace.ru/19839/

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