アレキサンダー マックイーン 2014年春夏コレクション - 力強く生まれ変わった20世紀アート

2013年10月6日 20:50

印刷

記事提供元:ファッションプレス

アレキサンダー マックイーン(Alexander McQueen)の2014年春夏コレクションがパリで発表された。


[ この記事の画像を見る ]


サラ・バートン産休復帰後の第一弾となるショーは、モンドリアンやピカソをはじめとする、20世紀初期のアートムーブメントからインスパイアされた。大胆な原色やグラフィック柄を、クリーンなカッティングが引き立てる。


前半は鮮やかなレッドをブラックでひきしめたスタイルが中心。存在感のあるゴールドのヘッドピースやいくつものブレスレッドなどがアクセントとして輝く。ブラやトップスにはクロコダイルを用いることで、肌見せも隙のないハードな印象に。


中盤はホワイトでピュアなムードに移り変わる。トリプルレイヤーにボックスプリーツをほどこしたドレスは、立体的なフォルムが現代的な美しさを放つ。細かなプリーツのふんわりとしたチュニックは、胸下切り替えでピュアなイメージを感じる。


後半はブルー、レッド、ホワイトの3色をもちいたグラフィック柄が主役。夏らしいトリコロールも、サラ・バートンの手によりアートピースのような仕上がりに。サラサラと毛長の長いマテリアルを用いた2色のドレスは、モンドリアンの絵画が情熱的に生まれ変わったよう。ラストはボリューム感のあるオーストリッチのフェザーが美しいロングドレスで締めくくる。


全体はアーティスティックでありながらも、バイカージャケットやレギンスなど着こなしやすいアイテムも充実。グラデュエーターサンダルもコーディネートのアクセントになった。ブランドのアイデンティティはそのままに、ゴシック調の雰囲気から新たな展開を見せたショーといえるだろう。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連記事