NSA、通信データからソーシャルなつながりを示す相関図を作成していた

2013年10月1日 13:11

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 New York Timesによると、米国家安全保障局(NSA)は通話や電子メールのデータを集めた巨大データベースを利用して、一部米国在住者のソーシャルグラフを作成を行っていたことが判明した。所在を追跡して外国人諜報活動対象者と米国人とのつながりを「突き止め、追跡する」ことが目的だったという(New York TimesCNETITPro本家/.)。

 NSAは2010年11月から一部米国在住者の電話および電子メール記録を追跡。その同僚や仲間、特定の時間に居た場所、旅行の同伴者などを突きとめることのできるグラフを構築していた。入手した大量の通信データに加えて、保険契約情報、「Facebook」のプロフィール、乗客名簿、投票者登録、GPS情報など、さまざまな資料や情報を組み合わせて分析したとしている。

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