8月の自動車生産、四輪は12カ月連続のマイナス、乗用車が軒並み前年水準を下回る=自工会発表

【9月30日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 日本自動車工業会が30日に発表した2013年8月の自動車生産実績によると、8月の四輪車生産台数は前年同月比5万5932台・7.6%減の68万487台だった。12カ月連続で前年同月を下回った。

　車種別では、乗用車が同5万8345台・9.2%減の57万6847台。12カ月連続のマイナスとなった。このうち普通車は31万9682台(前年同月比2万215台・5.9%減)、小型四輪車は14万719台(同3万9090台・21.7%減)、軽四輪車は11万6446台(同960台・0.8%減)だった。

　また、トラックは同1364台・1.5%増の9万3594台で2カ月連続のプラス。バスは同1049台・11.7%増の1万46台で5カ月連続のプラスだった。

　8月の国内需要は、前年同月比1.1%減の36万6754台、輸出台数は7168台・2.1%増の34万4049台で13カ月ぶりに前年同月を上回った。

　二輪車の生産台数は前年同月に比べ6904台・15.1%減の3万8670台で、2カ月ぶりに前年同月を下回った。二輪車の輸出台数は4659台・13.9%減の2万8974台で11カ月連続のマイナスだった。【了】

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