2プラス2 3日に日米防衛協力のあり方幅広く協議=小野寺防衛相

2013年9月27日 23:31

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記事提供元:エコノミックニュース

小野寺五典防衛大臣は10月3日の予定されている日米安全保障協議委員会(2+2)について、27日「日米間の防衛協力の在り方などについて幅広く協議をすることになる」と語った

小野寺五典防衛大臣は10月3日の予定されている日米安全保障協議委員会(2+2)について、27日「日米間の防衛協力の在り方などについて幅広く協議をすることになる」と語った[写真拡大]

 小野寺五典防衛大臣は10月3日の予定されている日米安全保障協議委員会(2+2)について、27日「日米間の防衛協力の在り方などについて幅広く協議をすることになる」と語った。

 小野寺防衛大臣は「東京において米国防長官、国務長官が揃って会議を行うということは、今までの2+2の中で初めてということになる。これは日米同盟が東アジアにいかに重要かということを両国が改めて再認識した現れだと思っている」と述べ「沖縄の負担軽減問題、周辺の安全保障環境の問題などなど、様々議論する重要な会議」と位置づけた。

 そのうえで「政治レベルでの対話ということになるので、双方がしっかりと意見を述べ合い、信頼関係が深まるような会議、最終的には実りあるものにしたい」と語った。

 また、安倍総理が集団的自衛権について「地理的な概念という枠では検討しない」と語ったことに対して、記者団から聞かれ、小野寺防衛大臣は「私がかねて『米国と一緒に地球の裏側で自衛隊が一緒に行動を起こすころはない』等、お話をしている文脈というのは『我が国の平和と安全や国民の生命・財産に関係のないところまで自衛隊の活動範囲が無限に広がるわけではない』ということを端的に述べたものであり、総理の発言と何ら矛盾しているものではない」とした。

 小野寺防衛大臣は、逆説的に「集団的自衛権の議論の中で、我が国の平和と安全や国民の生命・財産に関係のないところまで自衛隊の活動範囲が無限に広がるわけではないということ。そのことは大事なことだ」と語り、集団的自衛権の行使が認められた場合でも、日本の安全保障にかかわる範囲に活動範囲は限定されるとの縛り(歯止め)を示した。(編集担当:森高龍二)

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