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幼児には昼寝させた方が良いらしい、昼寝は効果的な学習に不可欠
記事提供元:スラド
eggy 曰く、 Proceedings of the National Academy of Sciences に掲載された研究報告書によれば、幼児にとって昼寝は、記憶を脳に固定させる役割があり効果的な学習に不可欠なのだそうだ(本家/.、Science記事)。
マサチューセッツ大学の心理学者Rebecca Spencer氏のチームは、3歳から6歳未満の未就学児40人を対象に、昼寝をしたときと昼寝をしなかったときの記憶力の違いを調べた。実験では猫や傘などの絵柄のついたカードを用いた、いわゆる「神経衰弱」のようなゲームで子供達を遊ばせ、およそ2時間後に昼寝をとらせた。平均して1時間15分程の昼寝から目覚めると、すぐにカードゲームを再開させた。一方で、午前中にゲームを行わせ、昼寝をとらせずに、再びゲームを行う日もあった。そして全員、翌朝もカードゲームで遊ばせた。
この結果、昼寝をした場合には子供の記憶力は昼寝前と比べて落ちることはなかったが、昼寝をしなかった場合はスコアが平均して10%程低下してしまったとのこと。また、昼寝した子供の高いパフォーマンスは翌朝も持続し、昼寝しなかった子供は翌朝もパフォーマンスが低下したままだった。つまり、この傾向は翌朝にも持続していたことになる。
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