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安倍総理も祝辞 アジアにクチュール協会が誕生
2013年10月14日、シンガポールに非営利団体協会、アジアクチュール協会(ACF)が誕生する。
ファッションウィーク FIDE Fashion weeks(フィデ・ファッション・ウィーク)を開催し、メディア事業、ファッション小売などを手掛けるフランク・シンタマーニ氏。彼が創設するACFは、アジアの最も優秀なデザイナーを育成、支援そして広めることを目的にするという。
2013年9月24日、東京・日比谷のペニンシュラホテルで行われたフィデ・ファッション・ウィーク2013のプレスカンファレンスには、シンタマーニ氏と同協会のバイス・プレジデントのエミリー・ワン氏、そして同協会に名を連ね、10月13日に同ファッションウィークでコレクションを発表する日本の3人のデザイナー(桂由美氏、コシノジュンコ氏、菱沼良樹氏)が登壇した。
前回の同ファションウィークにも参加した桂氏は「織物、刺繍、そして和紙といった、日本にいるからこそできる仕事をしたい」と思いを語り、前回の効果として、パリのプレスやオートクチュール協会の会員達が、桂氏や他のアジアデザイナーたちをショーで知り、興味を持っていた事を例としてあげ、「パリの人達が(アジアに)ショーを見に来る事なんてなかった。」「NY、パリをつないだ存在となり、国際交流の意味の面では効果があった。」と語った。
かつてシンガポールで3回ショーを行ったというコシノ氏は、「アジアはファッションのホープだと思います。パリ、NYといった先進国はファッションの典型です。これから色々な角度でファッションを見たときに、外からみると日本は素晴らしいと思う。以前シンガポールを中心にアジアのもの作りを行った事がある。ファッションを超越して、ショーというよりも、ショーを通してなにかのきっかけとなるものを期待しています。アジアとパリ、NYはまったく異質なものと感じます。今後、アジアは結束する必要があると感じます。私の経験を役にたてられればなと思います。」と語った。
2年前からオートクチュールを始めた菱沼良樹氏は、「ファッションとは人に夢や感動を与えるものと思い、オートクチュールに興味を持ち始めました。ファッションを通じて人に感動を与えるという点で、シンタマーニ氏と意見が通じ、クチュールにこそファッションの未来があるのではないかと思い参加しました。とても楽しみにしています。」と話した。
プレスカンファレンスは都合により欠席となったが、丸山敬太氏からのメッセージも紹介された。
「ファッションウィークに参加出来ることを大変光栄に思います。先シーズンのコレクションのテーマをシンガポールのラッフルズホテルに選んだほど、シンガポールには魅力を感じていて、素晴らしい国だと思っています。日本を含めアジアの国々が交流を深めていくことを、今から楽しみにしています。」(丸山氏)
また、スポンサー協力をしている「フェリストワコ(FELICE TOWAKO)」の君島十和子氏が登壇した。

安倍総理も「これまで欧州にしかなかったオートクチュール協会がアジアに発足したという事、アメリカファッション協議会やフランスと手を組みアジアのファッション業界を盛り上げていくという事は画期的な事だと思います。今後のアジアのファッション業界に期待したいと思います。」と祝辞を送り、華やかな会見となった。
同ファッションウィークは、10月9日~10月19日にマリーナ・ベイ・サンズにて、メンズ、レディースプレタとクチュールのショーを開催する。10月13日には日本のデザイナーに焦点を当てた“ジャパンイブニング”も開催。登壇した3人のデザイナーの他、丸山敬太氏もコレクションを発表する。

(左からフランク・シンタマーニ氏、桂由美氏、エミリー・ワン氏、コシノジュンコ氏、菱沼良樹氏、君島十和子氏、君島誉幸氏)
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2012 FIDE Fashion week “ジャパン・クチュール・イブニング”
http://www.apalog.com/report/archive/1104
2012 FIDE Fashion week MENS
http://www.apparel-web.com/collection/2012aw/singaporemens/
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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