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8月の百貨店売上は2.7%増の4291億円余、猛暑の影響で盛夏商材が好調、2カ月ぶりのプラス=日本百貨店協会発表
【9月20日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 日本百貨店協会(所在地:東京都中央区)が20日に発表した全国百貨店売上高概況によると、8月の全国百貨店の売上高総額は、前年同月比2.7%増の4291億円余で、2カ月ぶりにプラスとなった。
8月は、全国的に記録的な猛暑となったことから、夏物衣料(衣料品:1.9%増)を中心に、UVコスメ(化粧品:3.5%増)・涼感寝具・日傘・サングラスなどの盛夏商材が活発な動きを見せた。さらに、ラグジュアリーブランド(身のまわり品:4.5%増)や宝飾品・高級時計(美・宝・貴:18.3%増)など高額商材も引き続き好調を維持した。住宅需要の活況を背景とした家具(5.8%増)の伸びや、土曜日が前年比1日増となったこともプラス要因となった。
特徴的な動向としては、増床・改装効果のある東京(5.6%増)・名古屋(9.5%増)・大阪(7.8%増)など大都市が商況全体を牽引したこと、6月以来2カ月ぶりに主要5品目(雑貨・衣料品・身のまわり品・家庭用品・食料品)がすべて前年同月比プラスとなったこと、年初から拡大基調が続く訪日外国人は、円安やビザ緩和等の政策効果を背景に、東南アジアの急伸に加えて台湾・香港・韓国なども好調を続けており、売上・客数ともに大幅な増加(売上:87.2%増/客数:77.1%増)となったことなどが報告されている。【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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