ヘリウム風船による大西洋横断計画、約800キロメートルで断念

2013年9月14日 11:28

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記事提供元:スラド

ヘリウム風船による大西洋横断を計画した米国の男性がメイン州カリブーを出発したが、トラブルにより出発地点から約800キロメートル離れたカナダ・ニューファンドランド島に着陸したそうだ(The Washington Postの記事BBC Newsの記事Cluster Balloon.com本家/.)。

この男性は米連邦航空局(FAA)認定のバルーンパイロット資格を持つJonathan Trappe氏。Trappe氏は熱気球のほかヘリウム風船によるフライトも経験豊富で、ドーバー海峡横断やアルプス越えなど複数の長距離フライトを成功させているという。今回はカラフルな370個のヘリウム風船を使い、6日間で大西洋を横断する計画で12日朝に離陸。しかし、数時間後にニューファンドランド島のヨークハーバー付近でトラブルが発生したため、計画を中断して無事に着陸したとのこと。

ちなみに、以前の/.J記事で紹介された空飛ぶ家に乗っているのもTrappe氏だ。 スラッシュドットのコメントを読む | idleセクション | idle | アメリカ合衆国 | 交通

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