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中国が秘密裏に進める巨大科学技術プロジェクト
taraiok 曰く、 現在、中国では重要な分野での技術的弱点を克服することを目的とする技術高度化計画(863プログラム)が実施されている。中国が新たな大規模国家プロジェクトとして進めているのが、2005年から2020年にかけて科学技術の開発を行う「MLP(2006 National Medium to Long-term Plan)」だ。この計画には人民500億元(750億米ドル、7.4兆円)が投資されているという。MLPには13の公表されている分野と公開されていない三つの分野があると言われている(The Diplomat、本家/.)。
とくに注目を浴びているのが非公表の3分野。そのうちの一つ目は核融合反応の実現に必要不可欠なレーザー関連技術「Shenguang(神の光)」と呼ばれるものだという。2020年までにシステム完成を目指すされている。二つ目は衛星ナビゲーションシステム「Second Generation Beidou(北斗2)」。北斗2は5つの静止衛星と30の非静止衛星からなり、アジア太平洋地域をカバーする高度なナビゲーションシステムを2020年までに構築する計画。三つ目は極超音速機技術開発プロジェクト。開発中のマッハ5の速度で操縦可能な極超音速巡航機(HCV)の技術を応用、宇宙進出のためのスペースプレーンを開発するのではないかとされている。
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