「PSO2」不具合の原因は開発中プログラムの混入

2013年9月8日 13:13

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 セガは6日、先日発生した「ファンタシースターオンライン2」(PSO2)のアップデートで無関係のデータが消去される不具合(/.J記事)の詳細を公表した(プロデューサー酒井より皆様へのお詫びとご説明)。

発表によると、不具合の発生は開発中の処理プログラムが不完全なままランチャープログラムに混入したことが原因。アップデートのインストール後に一時ファイルを削除するが、不具合の混入したプログラムが意図しない処理を行い、無関係なファイルまで削除されてしまったという。削除処理の動作はPC環境により異なり、共通の対応を困難にしている。開発側では、今回のアップデートではランチャー部分の変更はないと認識していたため、チェックが不十分なままの配布となり、引いては原因特定の遅れにも繋がったとしている。今後の再発防止策としては、チェック体制の強化などが挙げられている。

不具合のあるアップデートを適用したユーザー数は20,514名で、その全員に何らかの問題が生じている可能性がある。セガでは不具合の症状が発生したユーザーにお詫びとして5,000円相当の金券、もしくは10,000AC(ゲーム内通貨1万円相当)を送付するほか、専門業者によるデータ復旧作業のための訪問も含め、できる限りの対応を行いたいとしている。なお、対応の窓口として専用投稿フォームを近日中に設置予定であり、既に報告済みのユーザーも再度投稿フォームを使用して報告を行う必要があるとのことだ。

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