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生活保護世帯数 過去最高に
記事提供元:エコノミックニュース
生活保護世帯数が過去最高になった。厚生労働省によると、6月の生活保護世帯数は158万3308世帯と前月より1242世帯増えた。
高齢者世帯が71万2198世帯で全体の45%を占めた。前月に比べ792世帯の増加。次いで多かったのは傷病者世帯で28万4632世帯。こちらは前月より384世帯減少した。母子世帯は11万1100世帯で119世帯の増加。障害者世帯は18万219世帯で427世帯増加した。
一方、働ける世代などを含む「その他の世帯」も28万7804世帯と前月より163世帯減少したものの、平成24年6月以降、28万世帯超えで推移。昨年10月から28万後半での推移になっている。政府は生活保護者の自立支援へ就労支援を強化する生活保護法改正案を臨時国会に提出する方針。
田村憲久厚生労働大臣は生活保護状態になる前の段階での支援を充実させることや現役世代への自立支援の強化、高齢者世帯の増加に伴い増え続ける医療費抑制へ、生活保護に限らず、国民全体としてジェネリック医薬品の使用を推進していきたい考えだ。(編集担当:森高龍二)
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