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アムスク:東京地裁民事8部が株主による議決権行使結果の閲覧謄写を認める決定
【9月2日、さくらフィナンシャルニュース=東京】
個人投資家の山口三尊氏が申し立てていたアムスク(東:7468)に対する議決権行使書の閲覧謄写仮処分(平成25年(ヨ)20075号)の決定が8月29日にあり、東京地裁民事8部能登謙太郎裁判官が、株主に謄写させよとの決定を出していたことが、さくらフィナンシャルニュースの取材で、2日分かった。
同社では、5月14日の臨時株主総会および種類株主総会で少数株主を締め出すための株式全部取得による非公開化の議案が、個人投資家らの反対活動により否決されていた。その後、1株210円だった取得価格を1株300円に変更して臨んだ6月28日の総会で、創業家の栗原新太郎氏ら一族による全部取得の議案が可決されたが、多数の株主が株主総会の決議取消訴訟を提起する事態になっている。
同社の5月14日の臨時株主総会の基準日が4月10日であるにもかかわらず、6月28日の総会の基準日は3月31日になるという異例な事態であり、同社は6月28日の臨時株主総会の基準日公告を行わずに総会を開催した。
なお同社の代理人は、当初TMI法律事務所が務めていたが辞任し、現在は二重橋法律事務所の大塚和成弁護士や、岩田合同法律事務所の本村健弁護士、鬼丸のぞみ弁護士(「判事補及び検事の弁護士職務経験に関する法律」に基づき弁護士登録)らが務めている。
【了】
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※この記事はSakura Financial Newsより提供を受けて配信しています。
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