NY金:続落で1396.1ドル、シリア情勢懸念がやや緩和でポジション調整的な売りが優勢に

2013年8月31日 07:19

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記事提供元:フィスコ


*07:19JST NY金:続落で1396.1ドル、シリア情勢懸念がやや緩和でポジション調整的な売りが優勢に

NY金は続落(COMEX金12月限終値:1396.1 ↓16.8)。シリア早期軍事介入への警戒感が後退したことや、ケリー国務長官が限定的な攻撃に留めると発言したことからシリア情勢を巡る懸念はやや緩和し、安全資産として買われていた金はポジション調整的な売りが優勢となった。

BNPパリバが、バーナンキ議長の後任がイエレン現副議長でなくサマーズ氏になるのならば、10年債の利回りが50bp上昇し、今後2年間の成長は0.5-0.75%落ち込み、雇用成長には35-50万人規模少なくなると予想。バークレイズもサマーズ氏がタカであるとの見方から利回りへの影響を指摘している。《KO》

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