カシオのドバイ現地法人が営業活動を開始

2013年8月28日 17:39

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 カシオ計算機は、中東における事業拡大を図るべく、今年3月に同地域初となる販売会社「カシオミドルイースト」をドバイに設立し、営業開始に向けて準備を進めてきたが、今回10月より営業・マーケティング活動を開始することを決定したと、28日発表した。

 「カシオミドルイースト」は、アラブ首長国連邦をはじめとした湾岸6カ国を管轄する現地法人として、大型港湾に隣接する経済特区ジュベル・アリ・フリーゾーンに設立。今年10月より、各国の販売代理店と協力しながら、地域に密着した営業・マーケティング活動を通じて人々の暮らしや文化に合わせた製品・サービスをタイムリーに提供することにより、カシオ製品の浸透と事業の拡大を図る。

 具体的には、カシオ独自の耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」を中心としたブランド時計を強化すべく、店舗展開のさらなる拡充と一層の販売促進活動に注力する。教育分野については、関数電卓を活用した数学授業の実施や学校・音楽教室への電子楽器の普及を通じて、地域の子供たちの学力向上に貢献していく。

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