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ソフトウェア関連の法律ブログGroklaw、「NSAによるメール傍受」を理由として閉鎖へ
BonTf 曰く、 オープンソースソフトウェア関連の法的問題に関わる情報を発信し続けた有名法律ブログGroklawが閉鎖されることになった(Groklawの告知記事、本家/.記事)。
閉鎖の要因は、アメリカ国家安全保障局(NSA)による電子メール等の監視にあるという。Groklawは2000年代初頭のSCOによるLinux関連の訴訟を詳細かつ克明に取り上げたことで名を上げた。その後もMicrosoftによるOffice Open XML(OOXML)標準化に関する問題点や、OracleによるGoogleに対するJava著作権にまつわる訴訟などのソフトウェア業界にとって重要な諸問題を継続して取り上げたことでも知られており、Slashdotでもたびたび話題になっている。
このサイトの特徴として、ボランティアの活発な参加が挙げられる。その代表的な例としては、裁判を傍聴したボランティアの手記を掲載したり、問題のある特許に対しての先行技術に関する情報提供などがあった。閉鎖はこれらのボランティア参加が問題になっているという。ボランティアとのやりとりには電子メールが使われてきたが、現状ではNSAの情報収集によって通信内容の秘匿/保護が保証できないと判断したようだ。
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