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NY金:反発で1370.8ドル、狭いトレーディングレンジで推移
記事提供元:フィスコ
*07:01JST NY金:反発で1370.8ドル、狭いトレーディングレンジで推移
NY金は反発(COMEX金12月限終値:1370.8 ↑0.7)。15日に7月23日高値(1349.2ドル)を突破した後、週末のオーバーナイトに直近高値を1384.1ドルまでつけたが、16日から22日現在まで1351.6-1384.1ドルの非常に狭いトレーディングレンジで推移しており、22日も1354.5-1381.4ドルで推移した。
21日午後に公開された7月30-31日分の議事録では、資産購入縮小に関しては数人が更に時間をかけて見極める姿勢を示した一方で、他の幹部は縮小を唱えていたことと、利上げ踏切りへの経済データの変更をする可能性を協議したことが明らかになっている。
この後、議事録の内容は9月縮小開始へのシナリオと一致している(バークレイズ)、当然確かではないものの、議事録の内容は9月縮小開始のシナリオと一致(ゴールドマン)とセルサイドは9月縮小開始への見方を維持しているもよう。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙のヒルゼンラス氏も、21日付けの記事にて、「議事録の内容は連銀幹部が早くて9月に縮小開始を支持していることを示唆している」と記している。ヒルゼンラス氏の記事では同時に、投票権を持つボストン連銀のローゼングレン総裁が「今後の経済回復に自信がなければ、小規模で縮小すればいい」との見解を示している。《KO》
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