【配当特集】アールシーコアの配当利回りは3%台

2013年8月9日 14:35

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ログハウス『BESS』好調、展示場来場者15.3%の大幅伸長

 ログハウスをはじめとする、『自然派個性住宅』(自然材をふんだんに使った個性的な木の家)の販売事業(BESS事業)を手掛るアールシーコア<7837>(JQS)の株価は足元でやや調整局面のようだが、指標面で3%台の高配当利回りや株主優待制度も支援材料に反発が期待される。

 オリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門と販社部門、および連結子会社BP社)と、カントリーログハウスなどキット部材の製造販売(北米部門)を展開している。東京・代官山の「BESSスクエア」と神奈川県の「BESS藤沢」の直営展示場2拠点など、全国BESS展示場への新規来場者数は、前期(13年3月期)が前々期比15.3%増の2万1349件となり増加基調である。

 中期経営計画では17年3月期に契約棟数1900棟、売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%(13年3月期12.1%)を目標数値に掲げている。重点課題としては展示場50拠点展開を目指し、空白・重点エリアの千葉・埼玉エリア、近畿エリア、九州・四国エリアでドミナント開設を進める方針だ。7月20日には福岡県福岡市に、全国39拠点目のBESS展示場となる「BESS福岡西展示場」がオープンした。

■第1四半期は2ケタの増収増益、通期でも大きく業績伸ばす

 7月31日に発表した今期(14年3月期)第1四半期(4月~6月)の連結業績は前年同期比13.6%増収、同16.7%営業増益、同74.4%経常増益、同2.3倍最終増益だった。高水準の期首契約残高に加えて、営業外での金融費用減少や法定実効税率引き下げも寄与した。全国BESS展示場への新規来場者数は7000件で同13%増加し、契約高(同27.4%増加の22億41百万円)、売上高、利益ともに想定を上回り、第1四半期として過去最高だった。

 通期見通しは前回予想を据え置き契約棟数が前期比17.3%増の1200棟、契約高が同17.9%増の123億円、売上高が同24.1%増の127億円、営業利益が同29.3%増の8億90百万円、経常利益が同31.5%増の8億90百万円、純利益が同33.8%増の5億30百万円としている。藤沢展示場の通期寄与、新規販社の開拓、BESS展示場の新設、ブランド知名度向上戦略などに加えて、消費増税前の駆け込み需要も追い風となり、費用増加を増収効果で吸収して大幅増益の見込みだ。

 なお今期の配当予想は、前期比実質12円増配の年間40円(第2四半期末16円、期末24円)としている。株主優待制度については、1000株以上保有の場合は「BESSの家」新築の指定工事請負契約の際に価格表表示価格の1%割引、300株以上保有の場合は「フェザント山中湖」タイムシェア別荘オーナー制度およびメンバー制度を購入する際に初期費用5%割引、100株以上保有の場合は「フェザント山中湖」別荘レンタル利用の際にビジター基本料金40%割引の特典があり、さらに希望者に対してオリジナルカレンダーまたはオリジナル・ノベルティグッズが贈呈される。

 株価の動きを見ると、戻り高値圏の1300円近辺でのモミ合い展開から下放れの形となり、足元は1100円台まで調整している。通期見通し据え置きが失望感を誘った可能性もありそうだ。ただし下値は限定的だろう。

 8月6日の終値1188円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円30銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS848円80銭で算出)は1.4倍近辺である。週足チャートで見ると13週移動平均線を割り込んで足元は調整局面だが、指標面では低PERに加えて、3%台の高配当利回りも支援材料に出直り展開が期待される。

・コード:7837 ・市場:JQS ・売買単位:100株 ・決算期:3月 ・株価:1,150円(8月8日) ・配当:9月末、年間40円(9月末16円、3月末24円) ・1単位投資金額:1,150円×100株=11万5,000円 ・1単位投資利回り:40円×100=4,000円           4,000円÷11万5,000円=3.47% (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】ペプチドリームは基本的な成長路線は不変、修正高局面入りは近い(2013/08/07)
【チャート診断】東芝は400円割れで底打ち戻りへ、470円前後がメドに(2013/08/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事