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NY金:続伸で1309.9ドル、1300ドル台を回復
記事提供元:フィスコ
*07:02JST NY金:続伸で1309.9ドル、1300ドル台を回復
NY金は続伸(COMEX金12月限終値:1309.9 ↑24.6)。金は長期的なダウントレンドが続く中で、6月27日に1179.4ドルまで直近安値を更新した後、7月23日に1349.2ドルまで買い戻されたが、その後は失速。7日には一時1271.8ドルまで下落していたが、その後買い戻されて8日には1300ドルの水準を突破すると1313.8ドルまで上昇している。
9月資産購入縮小開始へのシナリオが根強く報じられるなかで、6日に投票権を持つメンバーのシカゴ連銀のエヴァンス総裁が、「縮小9月開始のシナリオは明らかに除外されていない」と発言。エヴァンス総裁は春に、「毎月20万人以上の雇用が6カ月続く状態を望む」として緩和政策長期化を示唆していた。それ以降、先週末2日に明らかになった7月のデータまでで20万人を超えたことはないが、これを踏まえれば態度を軟化させているもよう。
投票権を持たないダラス連銀のフィッシャー総裁は8日も、「連銀は9月に縮小を開始すべき。経済は確実に改善している」と発言。週初にも同様の発言をなしていたなか、スタンスを変えていない。《KO》
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