NY原油:反落で104.70ドル、やや調整含みの展開に

2013年7月27日 09:08

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記事提供元:フィスコ


*09:08JST NY原油:反落で104.70ドル、やや調整含みの展開に

NY原油は反落(NYMEX原油9月限終値:104.70 ↓0.79)。6月19日につけた99.01ドルを突破した7月2日以降、買いの動きが続き直近高値更新が続いていたが、19日に108.93ドルまで上昇した後は失速。26日は通常取引開始後に103.9ドルまで下落して25日の安値104.08ドルを下回った。中国経済の先行き不透明感に加え、原油市況は直近で上昇も目立っていたことから、やや調整含みの展開になった。

マクロ経済ではIMFが米国の成長見通しを13年で1.7%、14年で2.7%としており、13年に関しては以前から変えていない。7月になり、セルサイドの間では第2四半期のGDP予想引き下げが相次いでいる。コモディティ・トレーディングでは大きく名前が知られるデニス・ガートマン氏は25日レストラン業界は盛況だと発言していたが、6月の小売り売上では食品・飲料がマイナスとなっている。《KO》

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