NY金:続落で1319.7ドル、午後にかけて売られる

2013年7月25日 07:03

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記事提供元:フィスコ


*07:04JST NY金:続落で1319.7ドル、午後にかけて売られる

NY金は続落(COMEX金8月限終値:1319.7 ↓15.0)。長期的なダウントレンドが続く中で、6月27日に1179.4ドルまで直近安値を更新した後の買い戻しが続いているなかで、23日通常取引引け後に1348.7ドルまで上昇。レジスタンスのある1350付近に近づいたがその後は失速。午後には23日の安値1325.6ドルを下回り、1312.7ドルまで下落した。

ワシントン・ポスト紙が23日夕方に、14年1月で任期を終えるバーナンキ議長の後任レースに関してホワイトハウスの元経済顧問のサマーズ氏がイエレン現副議長をリードしているとの噂を報じている。ワシントンとのパイプの強さもあり、サマーズ氏は以前から候補とされていたが、ここ数日まではイエレン現副議長が上回っていたようだが、サマーズ有利との憶測が急速に高まっているもよう。

ホワイトハウスのカーニー報道官は、24日午後近くにバーナンキ議長後任へのプロセスへのコメントは行わないと発言している。ロイターは、オバマ大統領はバーナンキ議長後任をまだ決めていないと報じているようだが、ホワイトハウスがサマーズ氏に傾いているとの報道は多い。《KO》

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