NY原油：反落で105.39ドル、失速で一時104.79ドルまで下落

*07:04JST NY原油：反落で105.39ドル、失速で一時104.79ドルまで下落

NY原油は反落（NYMEX原油9月限終値：105.39 ↓1.84）。6月19日につけた99.01ドルを突破した7月2日以降、買いの動きが加速していたウエスト・テキサス・インターミディエイトは、19日に108.93ドルまで直近高値を更新するまで大きな調整売りの動きを見せずにいた。ただ、108.93ドルをつけた後は失速しており、24日は午後に104.79ドルまで下落している。

マクロ経済においては、オバマ大統領が24日から経済に関するスピーチ・ツアーを開始。大統領は雇用に関しても触れ、最低賃金の引き上げを提言。現在、雇用事態は増加しているがオバマケアの影響で導入を前にして企業がフルタイムを減らしてパートタイムを増やしている現状の中での発言となっている。

なお、熱帯暴風雨「ドリアン」がプエルトリコに接近しているもようだが、25日までには勢力は弱まるとの見方もある。《KO》