情報処理学会誌の初音ミク特集記事が星雲賞を受賞

2013年7月24日 19:24

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記事提供元:スラド

tmiura 曰く、 情報処理学会の機関誌「情報処理」2012年5月号(Vol.53, No.5)の特集記事「CGMの現在と未来: 初音ミク、ニコニコ動画、ピアプロの切り拓いた世界」が、SF賞である第44回星雲賞(ノンフィクション部門)を受賞した(情報処理学会の告知産業技術総合研究所:当該記事ゲストエディタによる記事概要)。

 ボーカロイドやニコニコ動画やピアプロについては既に多くのメディアでいろいろな切り口で語られておりいまさらの解説を要しないと思うが、学会の機関誌やその別刷が「前代未聞の増刷出来」からSF賞まで受賞するまでに至るというのも、件のSF賞自体が「及び周辺ジャンル」と称してSF作品以外にジャンルを拡げていることを措いても、現実がフィクションを追い越している点、および、真面目な顔で面白いことをしておいて大ヒットという点において、アレゲで痛快である。

 なお、当該特集記事は何度か完売しているものの、別刷が再び(値下げの上)購入できるようになっており、さらに、別刷電子版は2013年9月3日までの期間限定で無料閲覧できるようになっている。

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