米海軍の無人攻撃機「X-47B」、空母への発着艦に成功

2013年7月19日 07:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 アメリカ海軍は10日、開発中の無人攻撃機「X-47B」が、空母ジョージ・H・W・ブッシュへの着艦に成功したことを発表した。無人機による空母への着艦は史上初めて(ウォールストリートジャーナルの記事AFPBBの記事週刊オブイェクトの解説)。

 X-47Bはアメリカ海軍が開発中のステルス無人攻撃機で、遠隔操縦に頼る従来の無人機とは異なり、半自律的な運用が可能。ステルス能力を有することから、本格的な戦闘にも投入可能だと考えられている。5月には空母からの発艦にも成功しており、今回も陸上からの発艦→着艦に加え、空母からの発艦→着艦が行われている。

 米海軍のレイ・メイバス長官は、X-47Bは空母の新時代の到来を告げるものだと語っており、今回の成功後には「将来図が見える機会はそれほど多くないが、この日はまさにそれが見られた」と述べている。

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