NY金:続伸で1290.4ドル、1268ドル突破後は勢いに欠ける展開が継続

2013年7月17日 07:02

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記事提供元:フィスコ


*07:02JST NY金:続伸で1290.4ドル、1268ドル突破後は勢いに欠ける展開が継続

NY金は続伸(COMEX金8月限終値:1290.4 ↑6.9)。金は6月27日に1179.4ドルまで直近安値を更新した後、やや値を回復しているなか10日午後に1268ドルのレジスタンスを突破。ただ、その後は11日通常取引開始前につけた1297.2ドルが日中高値となり、15日の日中高値も週末のオーバーナイトにつけた1293.6ドル、16日の高値も通常取引開始前の1293ドルで、大きな動きに欠けている。

17-18日にバーナンキ議長が議会証言を予定している。原稿は、通常取引開始直後の17日東部時間午前8時30分に公開されることが明らかになっている。ただ、議会証言での注目は議員からの質問で、資産購入縮小へのタイミングとサイズとなる。資産購入縮小に関しては9月、とのコンセンサスに大きな変化はない。

16日、カンザス・シティ地区連銀のジョージ総裁が資産購入をアジャストする時期が来たと発言しているが、投票権を持つメンバーでは非常に稀なホーキッシュであり、年初からのスタンスを変えていない。《KO》

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