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ハッブル宇宙望遠鏡の観測、海王星に14番目の衛星
Image credit: NASA[写真拡大]
アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月15日、ハッブル宇宙望遠鏡による観測で、海王星の新しい衛星を発見したと発表した。これまでの観測で、海王星にはトリトン、ネレイドなど13個の衛星が確認されており、今回の発見で海王星の衛星は14個となった。
発表によると、新しい衛星は2004年にハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された画像から初めて確認され、2009年までに約150枚もの画像を撮影し、特定に至ったという。
この新しい衛星は「S/2004 N1」と符号づけられており、直径は19km以下と推定されている。非常に早い速度で海王星を周回しており、公転周期はわずか23時間。
今回の発見について、SETI研究所のマーク・ショーウォルター(Mark Showalter)氏は「この衛星は非常に早い速度で周回しているため、我々はその動きを追跡し、詳細なデータを得るための方法を考えなくてはならなかった」と述べている。
ハッブル宇宙望遠鏡は2005年に天王星の新しい衛星とリング、2011年7月に冥王星を4番目の衛星を発見しており、新しい衛星の発見においても、素晴らしい成果を挙げている。
写真=NASA。
■NASA Hubble Finds New Neptune Moon
http://www.nasa.gov/content/nasa-hubble-finds-new-neptune-moon/
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