【今日の言葉】2011年の回復では6%上昇

2013年7月12日 11:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『2011年の回復では6%上昇』=日銀は11日、景気判断を『回復』と発表した。アベノミクス金融緩和の効果といえる。回復とは言っても一部の大企業や大都市部にとどまっているという課題はあるものの、昨年秋ころまで続いていた『景気下降』とは大きく変わっていることは間違いない。回復判断は2011年1月以来ということだ。

  当時、1月のTOPIX(東証株価指数)は923ポイントから翌月の2月には976ポイントへ約6%上昇した。今回の判断に対して一部で、「織り込み済み」との見方がある。しかし、短期的には織り込み済みかもしれないが、これから中期投資を考えている投資家には心強い材料といえる。

  2011年のときは3月に東日本大震災が発生して折角の景気回復が腰砕けとなった。あのような大きい出来事がない限り、今後のマーケットは『業績相場』の色彩を強め強調な展開が予想されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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