NY原油：反発で103.53ドル、調整売りは限定的で直近高値に接近

*07:04JST NY原油：反発で103.53ドル、調整売りは限定的で直近高値に接近

NY原油は反発（NYMEX原油8月限終値：103.53 ↑0.39）。ウエスト・テキサス・インターミディエイト（WTI）は、週末に104.12ドルまで直近高値を更新、その後調整売りが入ったものの、8日の安値は102.13ドルで9日も102.31ドルで下げ止まり上昇トレンドが続いている。通常取引終了後の現在、104.1ドルまで上昇しており、直近高値に近づいている。

マクロ経済においてはIMFが米国の2013年の成長予想を4月時点での1.9％から1.7％に引き下げている。ユーロ圏においては-0.3％から-0.6％にまで、世界的にも3.3％から3.1％に引き下げている。その他では、シティグループが中国の経済成長予想を8日に引き下げており、13年を7.6％から7.4％に、14年を7.3％から7.1％としている。《KO》