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NY金:反落で1243.4ドル、ドル上昇で買い控えの動き
記事提供元:フィスコ
*07:04JST NY金:反落で1243.4ドル、ドル上昇で買い控えの動き
NY金は反落(COMEX金8月限終値:1243.4 ↓12.3)。先週に1200ドルの水準を割り込んで1179.4ドルまで直近安値を更新した以降の買い戻しの動きが続いていたが、2日の日中高値はレジスタンスのある1268ドル付近の通常取引開始前につけた1267ドル。ドルが対円などで上昇したことから、その後は買い控えられた。
投票権を持つメンバーのダドリー・ニューヨーク連銀総裁が経済に関しての講演を行い、「経済成長と労働市場の動向次第では緩和を追加することもできる」と発言。同氏は先週も資産購入縮小に関して「tighteningとは違う」とし、「縮小は後半から開始し、14年半ばに終了することが妥当と言えるが、タイミングはカレンダー的なものでなく、あくまでも経済見通しの変更にともなう」との見解を示し、6月19日のバーナンキ議長によるプレスカンファレンス後の連銀幹部による火消しの一旦を担っていた。
資産購入縮小へのタイミングとサイズへの思惑が続くなかで、バークレイズ、シティグループ、ドイツ銀行、UBS、東京三菱のエコノミストの失業率予想へのコンセンサスは第4四半期に7%までの改善となっているようだ。《KO》
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