「ポケモン」のオンライントレード機能を利用して改造データをやり取りするソフトに任天堂が注意喚起

2013年7月1日 13:10

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 任天堂の人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズには、「ダイヤモンド・パール」以降オンラインでゲーム内の「ポケモン」をほかのユーザーと交換するシステムが搭載されているのだが、この機能を悪用し、データを改造した「ポケモン」を取得するツールが公開されているそうだ。これを受けて任天堂が、このようなツールの利用について警告する事態になっている。

 通常このような改造ツールは使い方が難しかったり専用ツールが必要だったりと、一般人が使うにはハードルが高かったのだが、今回話題になっているツールは無線LAN内に偽のDNSサーバーを立ち上げることで正規のサーバーとは異なるサーバーに接続させることで、不正改造された「ポケモン」を送り込むシステムだ。iPhone/Androidアプリとして提供され、分かりやすいGUIで操作できるため、利用のハードルがとても低く、簡単に試せる模様。

 ただし海外の開発者が海外版ポケモンに向けて作っている(このツール自体のUIは日本語化されている模様)ため、日本語版のポケモンで利用するとデータの不整合から不具合が発生することがあるようだ。

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