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NY金:続落で1229.8ドル、直近安値更新後も買い戻しの動きに欠ける
記事提供元:フィスコ
*07:03JST NY金:続落で1229.8ドル、直近安値更新後も買い戻しの動きに欠ける
NY金は続落(COMEX金8月限終値:1229.8 ↓45.3)。前週末につけた1268.7ドルから戻りの鈍い動きが続くなか、オーバーナイトにこの水準を割り込み、朝方には1223.2ドルまで直近安値を更新。現在の生産コストとされる約1200ドルに近づいている中でも、大きな買い戻しの動きに欠けている。
今週は週初24日を皮切りに連銀幹部による講演(発言)が多く予定されている。19日のバーナンキ議長によるプレスカンファレンス後に連銀幹部はマーケットの沈静化に努めているとも捉えられる発言が続いており、投票権を持たないミネソタ連銀のコチャラコタ総裁は26日、「資産購入の行方に関してタイミングを示唆するべきでない」と発言。25日にも同様の見解を示していた。
朝方に市場予想を下回る第1四半期のGDP確定値が発表されたが、資産購入縮小への行方への影響は少ないとの見方が多いようだ。シティは「連銀にとってQ1のデータは終わったことであり、今後の行方を示唆するものではない」と指摘している。《KO》
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