前場に注目すべき3つのポイント~LNGやゲーム関連に値幅取り狙いの資金が向かうか

2013年6月25日 08:30

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記事提供元:フィスコ


*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~LNGやゲーム関連に値幅取り狙いの資金が向かうか

25日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:中国の底打ちを見極め、物色はSNSゲーム関連など
■外資系証券の注文動向:差し引き380万株の売り越し
■前場の注目材料:米が年内にも対日シェールガス輸出拡大を承認との報道、LNG関連に注目

■中国の底打ちを見極め、物色はSNSゲーム関連など

☆日経225想定レンジ:上限13300円-下限12800円

25日の東京市場は、米国株式相場の下落の流れを引き継ぎ、売りが先行することになりそうだ。その後は、中国市場の動向を睨みながらの不安定な相場展開になろう。米国市場ではNYダウが一時200ドルを超える下落局面をみせたが、下げの要因としては長期金利の上昇に加えて、中国の信用収縮への警戒感である。その中国だが、24日の上海指数は5%超の下げとなり、今年最大の下落率を記録した。まずは底打ちを見極めたいとの様子見姿勢が強まることになりそうだ。

また、24日の日経平均の日中値幅は約400円。東証1部の売買高は22億株と今年最低だった。先物主導によるインデックス売りが指値の薄い中を一気に下押す展開であり、値振れの大きい相場環境のなかでは積極的な売買も限られそうである。ただし、成長戦略を含めた安倍内閣の経済政策(アベノミクス)に対する海外からの期待は大きい。日本株は十分に調整し、需給整理も進んでいるとみられる。下値の固さが意識される局面では、外国人による資金流入なども期待されよう。

物色の流れとしては、政府の成長戦略に関連する材料系の銘柄に個人主体の資金が集中しやすいだろう。そのほか、米マイクロソフトは、自社で開発したゲームソフトを他社のスマートフォン向けに公開することを決めたと報じられた。KLab<3656>と提携し、2013年度中に米アップルの「iPhone」向けなどとして供給すると伝えている。KLabを中核にSNSゲーム関連への物色が強まりそうである。そのほか、バイオ関連などの中小型株物色に。

■外資系証券の注文動向:差し引き380万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1780万株、買い1400万株、差し引き380万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月18日(火):560万株の買い越し
6月19日(水):630万株の買い越し
6月20日(木):580万株の買い越し
6月21日(金):520万株の売り越し
6月24日(月):590万株の売り越し

■前場の注目材料

・日経平均は上海総合指数を見極める展開へ
・米が年内にも対日シェールガス輸出拡大を承認との報道、LNG関連に注目
・米マイクロソフトとKLab<3656>が提携、ゲーム関連に関心が高まる可能性

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 企業向けサービス価格(5月、日本銀行)
10:00 株主総会-シャープ<6753>、NTT<9432>、西武ホールディングス、日産自動車<7201>、みずほフィナンシャルグループ<8411>、東芝<6502>、ヤクルト本社<2267>
10:40 アップル・サムスン特許訴訟、判決(知的財産高等裁判所)《KO》

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