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眠りの質を高めるために最新テクノロジーの助けを借りてみる
どんなにテクノロジーが進歩しても、人生の3分の1を占めているのは睡眠である。これは古今東西、変わらない。その眠りの質が体調に及ぼす影響は、たとえば睡眠不足だとイライラしやすかったり、何ごとにもやる気がでないといったことなどだが、それらの経験は誰もがしたことがあるだろう。
オムロン ヘルスケアは、枕元に置くだけで寝具の動きを感知し、寝つきにかかった時間や寝返り回数など、睡眠の状態を計測する「ねむり時間計 」を発売した。
夜型の生活、街にあふれる過剰な光、就寝前までパソコンやスマートフォンを使うといった生活環境や習慣の変化から眠りのリズムを乱し、睡眠に課題をもつ現代人が増加していると同社はしているが、これはまさしく筆者が日々痛感していることでもある。
同社は、睡眠を運動・食事とともに、生活習慣病予防・改善に不可欠なものと考え、眠りの質を高めるために「睡眠を測る」商品を開発した。同様の機器を、以前にも同社は発売しているが、発売開始後1年で年間販売目標の120%を達成し、約10万人が利用しているという。それだけ「眠り」に関する人々の意識が高まっているといっていいだろう。また、同社の健康サポートサービスに送られた測定データを分析し、男女別/年代別の睡眠の特徴など、睡眠に関するさまざまな知見を蓄積してきたという。今回の新製品は測定したデータを専用アプリに送ると、1週間分のデータを「睡眠時間」「起床時刻」「就床時刻」「寝つき時間」「起床にかかった時間」の5つの指標で評価し、「夜更かし型」「朝寝坊型」といった眠りの特徴を、9種類の動物にたとえて判定し、それぞれの特徴にあったアドバイスを通知してくれる。
枕元に置くだけで加速度センサーが体動による寝具の動きを検知し、入眠から起床までの睡眠時間を測定するという従来機の機能に加え、睡眠中の寝返りも測定する。測定データを健康サポートサービスに送ると、睡眠時間や寝つきにかかった時間、夜中の寝返りのグラフを24時間の流れで表示してくれる。食事の時間や運動情報なども入力可能なので、記録した睡眠・食事・運動のデータから1日の生活リズムを把握することも可能だ。
貴重な人生の3分の1を快適に過ごすために、こんな最新テクノロジーの助けをかりてクオリティ・オブ・ライフを高めていくのも一考であろう。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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