謝罪・撤回で済む問題でない 高市発言を批判

2013年6月21日 08:10

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 民主党の細野豪志幹事長はエネルギー政策のなかで自民党の高市早苗政調会長が「原発事故で死亡者はでていない」などと語ったことについて、20日、「撤回・謝罪は当然だと思う」としたうえで「あの発言が出てきたこと自体、与党の政調会長として適任かどうか、もう一回考える必要がある」と厳しく批判した。

 細野幹事長は「福島のみなさんの声をしっかり踏まえ、これから、この問題には対応していかねばならないと思っている」と高市政調会長の政調会長としての資質を質していく考えを示した。

 細野幹事長は「(高市政調会長の発言が)決して言い間違えとか、一部のつまみ食いとか、そういったものでなく、ベースの部分で、そのように考えていたというのは文面をみれば明らかだ」とし「そこは、本質的な問題があると思う」と述べた。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
高市政調会長が発言撤回 総理も注意を指示
憲法改正 国民の行為規範の役割を重視と高市氏
侵略云々 高市政調会長発言は個人の見解
日中・日韓関係修復へ努力続ける 高市政調会長
オスプレイ沖縄配備 安全上「必要」

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事