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列車を丸ごと運べるモジュラー型航空機プロジェクト
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 電車から飛行機に乗り換えるときには、混雑した空港のロビーで遅々として進まない行列に加わり、退屈な時間を過ごす必要がある。しかし、スイスの連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)は、これを解決する全く新しい旅客機のアイデア「Clip-Air」プロジェクトを提案した。仕組みは単純で客を乗せた列車をそのまま大型航空機でつり下げ、列車ごと目的地まで飛ばしてしまうというものだ(画像付きのgizmagの記事、EPFL、本家/.)。
電車のように機関室と客車を分けられるモジュラー型航空機を作りだし、乗客だけでなく貨物輸送などにも対応可能という、鉄道輸送の柔軟性と航空機の特性を両立させるコンセプトのようだ。荒唐無稽とも思えるアイデアだが、2009年から実用化に向けて動き出しているらしい。研究チームは技術的な実現可能性を維持するために、厳格な制約下で活動しているとのこと。2013年6月17~19日に開催されるパリ航空ショーでClip-Airの航空機モデルが公開される予定となっている。
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