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トン数が適正でない漁船 検査の25%も
記事提供元:エコノミックニュース
立ち入り検査した漁船の4隻に1隻でトン数が適正でないことが国土交通省の調べで分かった。船舶のトン数は安全規制の適正指標になっているほか、課税や手数料の徴収指標にもなっており、国土交通省が是正指導した。
それによると船舶測度官による立ち入り検査で漁船190隻を立ち入り検査した結果、47隻、全体の24.7%でトン数が適正でなかった。また、貨物船や旅客船など漁船以外の船舶877隻を調べた結果、56隻、全体の6.4%が適正なトン数でなかった。
このため、国交省では船舶を改造前の状態に戻させたり、改造後のトン数に修正させるなどして公証のトン数を適正なものに是正させた。
トン数が適正でないと税金や手数料の徴収に不公平が生じ、漁業などでは事業許可にも公平性が生じる。このため、国交省では船舶法に基づき総トン数で100トン以上の船舶については約6年ごとに、100トン未満では約4年ごとに立ち入り検査をしている。(編集担当:森高龍二)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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