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米メディカルスクールの学生、39%が肥満に対する潜在的な偏見
記事提供元:スラド
米国では肥満に対する偏見が強くなる傾向があるが、メディカルスクールの学生を対象にした調査で39%が肥満に対する潜在的な偏見を持っていることがわかったそうだ(論文アブストラクト、本家/.)。
調査はウェイク・フォレスト大学医学部の3年生を対象に2008年から2011年まで行われた。太っている人と痩せている人のどちらが好ましいと感じるかについて、Weight Implicit Association Test(IAT)と、自己申告による調査が実施された。自己申告による調査では、肥満に対する顕著な偏見を持つ学生が33%で、痩せていることに対する顕著な偏見のある学生はいなかったという。IATのスコアでは、39%が肥満に対する顕著な偏見がみられ、17%が痩せていることに対する顕著な偏見がみられたとのこと。IATで肥満に対する顕著な偏見がみられた学生のうち、67%は自分が潜在的な偏見を持っていることに気づいていなかったそうだ。肥満に対する偏見は治療にも影響するため、偏見の影響を学ばせる教科をカリキュラムに組み入れる必要があるだろうとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | 医療 | 教育
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