【アナリストの眼】OBARA GROUPの今期はアジアで自動車好調から2度目の増額、円安でさらに上振れも

2013年5月23日 09:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

 溶接機器や平面研磨装置を展開するOBARA GROUP<6877>(東1)の22日終値は前日比155円高の3230円と急伸、5月14日につけた年初来高値3465円に接近している。

 今9月期の連結業績見通しは、4月26日に2回目の増額修正を発表して売上高が前期比14.4%増の369億円、営業利益が同38.7%増の62億円、経常利益が同54.2%増の71億円、純利益が同72.9%増の47億円とした。アジア市場での自動車関連向け溶接機器の需要が好調であり、平面研磨装置関連も半導体関連の設備投資が回復傾向の模様だ。増収効果に円安メリットも寄与して大幅増益の見込みである。

 5月7日発表の第2四半期累計(12年10月~13年3月)業績の通期予想に対する進捗率は、売上高が49.1%、営業利益が50.3%、経常利益が54.6%、純利益が49.5%である。通期の想定為替レートが1ドル=91円であり、一段の円安進行メリットに加えて、米国自動車市場の好調なども考慮すれば、さらに上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、2回目の増額修正を好感して4月26日終値1951円から5月14日の3465円まで急騰し、06年9月の高値を突破した。その後も高値圏で堅調に推移している。5月22日の終値3230円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS241円88銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1183円67銭で算出)は2.7倍近辺である。

 今期業績の上振れ期待を背景に権利修正チャートでは2007年以来の3000円を目指す展開だろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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