日経平均は15000円での攻防、中小型株物色が活発/ランチタイムコメント

2013年5月17日 12:00

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記事提供元:フィスコ

[ランチタイムコメント]

11:49JST 日経平均は15000円での攻防、中小型株物色が活発

 日経平均は小幅に下落。17.69円安の15019.55円(出来高概算22億7000万株)で前場の取引を終えた。前日の流れを引き継ぎ、利益確定の売りが優勢となるなか、15000円を下回って始まった。寄り付き前に発表された3月の機械受注は前月比14.2%増だったが、市場の反応は限定的だった。しかし、今夕の安倍首相による成長戦略第2弾の表明を控えるなか、押し目買い意欲は強い。日経平均は寄り付き直後に14902.30円まで下押しした後はじりじりと下げ幅を縮め、一時15049.64円と前日比プラスに転じる局面もみられた。

 物色としては全般利益確定の売りが目立つなか、足元で調整が続いていた不動産など含み資産関連が強い動きをみせている。また、成長戦略第2弾への思惑から、農業関連のほかオリックス<8591>などリース関連が一斉高に。セクターではその他金融、不動産、建設、海運、水産農林などが堅調。一方で、銀行、電気機器、食料品、鉄鋼、輸送用機器などが小安い。

 規模別指数では主力処が上げ一服となるなか、大型株指数のみがマイナス。反対に昨日下げが目立っていた小型株指数の強さが目立っている。日経平均は小幅にマイナスだが、東証1部の騰落銘柄は値上がり数が全体の7割近くを占めている。主力処の利益確定によって日経平均はマイナスだが、市場のムードとしては参加しやすい状況であろう。このまま15000円処での底堅さがみられれば買い安心感につながるほか、成長戦略への思惑なども手掛かり材料となり、物色が強まる可能性はありそうだ。

 15日に日経平均は300円超の上昇で15000円台を回復した時は大型株主導となり、値下がり数は6割を占めていた。今日はその反対となり、足元で調整していた銘柄や中小型株中心とした物色が続きそうだ。また、大引けにかけて日経平均の15000円キープが意識されるようだと、利食いが先行している自動車やハイテク株へも、バスケット買いから戻りがみられよう。

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