米Ultimate Ears、ワイヤレスのポータブル・スピーカー登場

2013年5月1日 15:05

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記事提供元:エコノミックニュース

 スマートフォンやタブレットの普及とネットユーザーの増加に伴って、ワイヤレス・スピーカーの需要が高まっている。そんな中、アメリカの音響メーカー「Ultimate Ears」が、同社としては初となるコンパクトなワイヤレス・ポータブル・スピーカーを発売し、注目を集めている。

 「Ultimate Ears」と聞いてピンとくるようなら、恐らく音楽関係者だろう。そして、同社がワイヤレス・スピーカーを発売したことに驚くかもしれない。一般的には、その名を聞くことは少ないが「Ultimate Ears」はモニタリング用イヤホンで知られる有名音響メーカー。しかも、カスタムイヤモニター業界では80%ものシェアを誇る、世界的なトップブランドだ。これまで音楽業界では硬派な位置を保ってきた「Ultimate Ears」までもが参入するほど、ワイヤレス・スピーカーの需要が高まっているということだろう。

 Ultimate Earsが満を持して発売するのは、「WS800」と「WS500」の2機種。

 まず、「WS800」はアルミニウム製ハンドル付きのブームボックスで、本体サイズW386.4mm×D78.5mm×H164.4mm。重量は1.98㎏。12.7mm径のツィーターに76.2mmのウーファー、そして各チャンネルに2つずつのパッシブラジエーターを組み合わされている。ハンドル付きで持ち運びも簡単な上に、最大6時間も使用できる充電式バッテリーが内蔵されているので、アウトドアシーンでも長時間の使用が可能。カスタムチューニングされた8つのドライバーが、対応する周波数帯域を忠実に再現し、小型ながら、重低音から高音までクリアでパワフルなサウンドを楽しめる。また、Bluetooth対応デバイスを最大3台同時に接続することができるのも便利な点だ。

 カジュアルモデルの「WS500」は、本体サイズW111mm×D67mm×H61mmとさらにコンパクトで、25.4mm径のフルレンジユニットによるステレオ構成のスピーカーで、出力は各チャンネル2ワット。これに充電用のmicro USBケーブルと電源アダプターが付属する。カラーバリエーションも豊富なのも嬉しい。こちらはなんと最大10時間も使用できる充電式バッテリーが内蔵されているので、サイズ的にも外出先にも手軽に音楽を持ち出せる仕様となっている。さらに、マイク内蔵なのでスピーカーフォンとしても使用でき、ハンズフリー通話できるのも、何かと重宝しそうだ。

 値段は、「WS800」が24,800円、「WS500」が9,800円(いずれもロジクールオンラインストア価格)となっている。多くのアーティストや音楽関係者に指示される「Ultimate Ears」の高音質なサウンドが、この価格で自宅の部屋で楽しめるとは、何とも贅沢な話だ。(編集担当:藤原伊織)

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