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東京都北区で3月に発見された安全装置無し不発弾、処理作業は6月4日に
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 3月4日、東京都北区の西ケ原研修合同庁舎(仮称)建設予定地で不発弾1発が発見された。不発弾は旧日本軍の8センチ高射砲弾で、信管の安全装置が外れており不安定な状態になっているとのことなのだが、発見場所の近隣にはJR上中里駅や新幹線線路があることから処理スケジュールがなかなか決まらず、3か月間放置(といっても周囲は封鎖されて警備されているのだが)状態になっていたそうだ(北区のプレスリリース、MSN産経ニュース)。
北区や処理を行う自衛隊側は日中に作業をしたい意向だったが、JR側は運行への影響を考えて夜間に処理をしてほしい意向を示し、なかなかスケジュールが決まらなかった模様。最終的には日中の作業となり、運搬が不可能であることから、不発弾周囲に防護壁を設置したうえで現場での爆破処理を行うとのこと。処理作業を行うのは6月4日11時ごろから14時ごろ。「不発弾の周囲に防護壁を設置することで影響の範囲を100メートル以内にできることが判明した」とのことだが、半径100m以内には上中里駅やJRの線路があるため、東北・上越・長野・山形・秋田新幹線、京浜東北線、湘南新宿ラインの各路線はこの間安全のため一部区間で運転を見合わせるという。
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