東レ、バイオマス由来ポリマー素材・製品の統合ブランドを展開

2013年4月15日 15:36

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「ecodear」ブランドのロゴ(画像:東レ)

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 東レは15日、バイオマス由来のポリマー素材・製品に関する統合ブランドとして「ecodear(エコディア)」を設定し、2013年度よりグローバルに展開開始すると発表した。

 同統合ブランドの狙いは、東レが繊維・樹脂・フィルムという幅広い分野においてバイオマス由来ポリマー素材・製品事業を拡大し、環境問題へのソリューションを実現していくという強い意志を世界に訴求し定着させていくことにあるという。

 東レは、「全ての事業戦略の軸足を地球環境におき、持続可能な低炭素社会の実現に向けて貢献していく」という経営方針のもと、バイオベースPET、バイオベースナイロン、ポリ乳酸(PLA)を含むバイオマス由来ポリマーの研究・開発、事業拡大を積極的に推進している。また、バイオマス由来ポリマー事業の拡大は、中期経営課題“プロジェクトAP-G 2013”で掲げる「グリーンイノベーション事業拡大プロジェクト」の中核を成す重要な取組みであり、今回の統合ブランドの展開によりこれを更に加速していく方針。

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