気候変動により飛行機の乱気流揺れが増える可能性

2013年4月11日 12:50

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記事提供元:スラド

 ある Anonymous Coward 曰く、

 気候変動のため乱気流が発生する確率が上昇すると予測する研究が発表されたそうだ (ScienceNOW の記事本家 /. 記事doi:10.1038/nclimate1866より) 。

 地球規模の気候モデリングを基にしたこの研究によると、今後 50 年で乱気流の頻度が増えるだけでなく、より強い乱気流が発生すると予測されるとのこと。この傾向は大気の二酸化炭素濃度が急上昇するとされる 2050 年代に特に強まると考えられ、晴天乱気流が発生しやすい冬期においては乱気流の強度が 10 〜 40 % 増すと予測されるとのこと。

 また搭乗客が 0.5 g 以上の加速を感じる乱気流が発生する頻度も 40 〜 170 % 増しになると予測されるとのことだ。

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