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JFEエンジニアリング、東埼玉の都市環境プラントを143億円で受注
JFEエンジニアリングは10日、同社を代表とする2社(JFEエンジニアリングと鴻池組)の共同企業体が、東埼玉資源環境組合より都市環境プラントを受注したと発表した。同工事は、一般廃棄物の溶融処理施設(297トン/日)の設計および施工と、建設後20年間の運営を請け負うもの。受注額は143億円。建設期間は2016年3月31日までの予定。
JFEエンジニアリングは今回の入札において、焼却灰の再資源化という発注者のニーズに対し、シャフト炉式ガス化溶融炉を提案した。これは高炉技術を応用した形式で、廃棄物を高温でガス化した後に残渣を溶融するもの。溶融後に発生するスラグとメタルは建設資材などに再資源化することが可能。
ガス化溶融炉に関してJFEエンジニアリングは、2000年の初号機受注以降、国内で10箇所のプラントを建設しており、運営においても約10年の操業実績を有している。今回の施設では、実績から培われた維持管理・操業のノウハウを活用するとともに、溶融処理時の廃熱を最大限利用して発電することで運営コストの大幅低減を図る。
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