CCCの「Tサイト」で不正ログインが発生

2013年4月8日 10:27

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 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は5日、同社が運営する「Tサイト」において、なりすましによる不正ログインが発生したと発表した。

 CCCによると、今年3月27日、顧客から身に覚えのないTポイント利用履歴があるとの問い合わせがあったため、サービスを即時停止した上、セキュリティ専門会社と連携し調査を行ったところ、顧客になりすましてIDとパスワードを使用した不正ログインによるTポイントギフトの利用が確認されたという。なりすまし被害が発生したのは3月26日だという。

 なりすましによる不正ログインによってTポイントを利用されたID数は299ID。なお、調査の結果、外部からの侵入等によるIDとパスワードの漏えいは確認されていないという。

 CCCは今回の事態を受け、「当社は、今回の不正ログインによるなりすまし被害を厳粛に受け止め、不正ログインの予防、検知の強化を行い、再発防止に全力で取り組んでいく。さらに、当社のサービスをご利用いただくお客様へ、定期的にパスワード変更することや、利用サイトごとに破られにくいパスワードを設定いただくなど、セキュリティの確保に関して引き続き細心の注意を払い、インターネットを安全にご利用いただくための注意喚起を行っていく」とコメントしている。

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