Windows RT、米市場で安売りされる

2013年4月5日 17:20

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 米市場ではWindows RT搭載機器の小売り価格が下落しているそうだ。不人気なWindows RTデバイスの在庫を速やかに処分するべく、PCメーカーが一気に価格を下げている模様。アナリストらは、価格の下落をWindows RTの失敗と分析している(本家/.Computer World記事)。

 アナリストらの分析によれば、MicrosoftがWindows RTの売り込みを充分に行わなかったことが原因のようだ。Windows RTは既存のWindowsアプリケーションとの互換性がなく、またWindows 8のような完全なOSではなかったことから、消費者がWindows RTをわざわざ選ぶ理由を見いだすことができなかったとしている。「RTはいずれ消える。Windows 8のような完全なユーザーエクスペリエンスに欠ける。それなら、お金をかけて完全なデバイスを買った方がいい」とのこと。

 Windows RTを搭載するDell XPS 10の32GBモデル価格はリリース時より50ドルも下がり現在は449ドル。64GBモデルについては599ドルだったのが現在は499ドルにまで価格が落ちている。一方で、Windows 8搭載Latitude 10タブレット(インテルプロセッサー)は、売り出し当初の499ドルのままである。

 Asus VivoTab RTの32GBモデルは当初599ドルであったが、Amazon.comでは現在382ドル、Best BuyやStaples、Office Depotなどでも549ドルで販売されているとのこと。

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