【編集長の視点】PALTEKは業績黒字転換で三角保ち合い煮詰まり上位ボックスへ移行

2013年4月3日 09:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  PALTEK <7587> (JQS)は、400円台出没の三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、年初来高値420円更新から2007年2月以来の500円台回復の上位ボックスへのシフトが有力である。今12月期業績が黒字転換、配当も5円を安定継続していることから下げ過ぎ訂正買いが下値に根強く続いているためで、テクニカル的にも上昇転換した13週移動平均線が、26週移動平均線を下から上に抜くゴールデンクロスを示現しており、息の長い上昇トレンドを示唆している。

  同社の業績は、前12月期業績が、期中の下方修正値を上方修正して赤字転落幅を縮小して着地し、今期は、売り上げ145億円(前期比9%増)、経常利益1億2000万円(前期は1億8500万円の赤字)、純利益7200万円(同1億600万円の赤字)と増収転換、黒字転換の急回復が予想されている。スマートフォンの普及、通信トラフィックの増加に伴い通信インフラ向けが引き続き堅調に推移し、前期に伸び悩んだ医療機器、産業機器向けも技術サポートを通じて売り上げの拡大を図り、ここ数年で販売代理店となった3社の大手半導体メーカーの製品を拡販、さらに昨年7月にグループ会社化したエクスプローラの寄与で、デザインインサービス事業で半導体の受託設計のみでなく、映像/画像処理関連製品などの自社製品事業を展開できる基盤を構築したことなどが要因となる。

  配当は、前期も、期中に手を打った経営資源の集中・効率化、競争優位性の強化などの各種施策の効果が今期業績に顕在化するとして5円配当を続け、今期も5円配当を安定継続する。

  株価は、今期業績の黒字転換予想で年初来高値まで買われ、いったん同安値387円まで調整したが、26週線を下抜いたことで逆に下げ過ぎと認識して反発、三角保ち合い放れを示唆している。PER評価ではなお割高だが、PBRは0.5倍と大きく出遅れており、2007年以来の500円台中心のボックスへ上位シフトしよう。(本紙編集長・朝妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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